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マイクロソフトとサイバード、「MSN モバイルサーチ」をオープン

 マイクロソフトとサイバードは、携帯向けサイトの検索サービスについて提携し、パソコンと携帯で連携可能な無料の携帯サイト検索サービス「MSN モバイルサーチ」を開始した。同サイトへはURL入力でアクセスできる。

 今回開始された「MSN モバイルサーチ」は、国内の約8万の携帯サイトを検索可能なサービス。携帯からの利用のほか、パソコンからも同様に携帯サイトを検索可能で、サーバー側で管理される個人のお気に入りサイトが、携帯・パソコンの両方で共有できるのが特徴。検索機能では、キーワード検索に加え予めカテゴリー別に分類されたディレクトリ型の検索も可能で、検索キーワードのランキングなども表示される。パソコンから検索した場合は、検索結果などを携帯にメールで送信できる。

 検索可能な携帯サイトは法律に触れるような違法なアダルトサイトなどを排除した安全なサイトとし、両社では検索結果の安全性も同サービスの特徴の一つに挙げている。


マイクロソフト 執行役 MSN事業部長の塚本 良江氏
 10日には都内で報道陣向けに「MSN モバイルサーチ」の発表会が行なわれた。冒頭で説明を行なったマイクロソフト 執行役 MSN事業部長の塚本 良江氏はまず、同サービスが先日発表されたブログサービス「MSN Spaces」に続き、パソコンとモバイルの融合を目指す同社の戦略的サービスの第2弾であるとし、モバイルサービスでは後発であるMSNに勢いをもたらすものであると意気込みを述べた。

 今回のターゲットとなるユーザー層については、「モバイル市場もリミットが近づいている」とし、「パソコンと携帯を両方使うユーザー層をターゲットにしている」と説明。このユーザー層が属する市場が伸びていることに触れ、「成熟した市場のユーザー層よりも、最も伸びているユーザー層に向けてサービスを提供していきたい」との理由を明らかにした。

 検索機能については同氏は、モバイルとパソコンの融合がMSN事業のみならずマイクロソフトの全社的な戦略であるとしたうえで、現在の検索サービスにおいて携帯サイトとパソコン向けのサイトは分断され、パソコンから「モバイルの世界の情報はシームレスに取得できない」と指摘。今回のサービスが、パソコンから携帯サイトを手軽に検索できる点をアピールした。

 また、サイバード 常務取締役の中島 謙一郎氏は、モバイルインターネットとパソコン向けインターネットを連携させることで新しい価値を生み出せるとし、同サービスで「モバイルインターネットとPCインターネットの融合に寄与してきたい」と意気込みを述べた。


サービスの概要 パソコン版の利用画面


URL
  MSN モバイルサーチ(携帯・パソコン共通)
  http://m.msn.co.jp/
  マイクロソフト
  http://www.microsoft.com/japan/
  サイバード
  http://www.cybird.co.jp/


(太田 亮三)
2004/08/10 16:51

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