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DDIポケットとアステル沖縄は、2005年1月を目処に沖縄県内でのPHS事業を共同展開することで基本合意に達したと発表した。 電気通信事業者協会（TCA）の発表によれば、2004年6月末時点におけるアステル沖縄のユーザー数は46,100人。一時は50,000人を超え、決算も2001年度が4億6,500万円、2002年度が5億3,700万円の黒字を達成していたが、ユーザー数が漸減傾向となり、昨年度（2003年度）の決算では2億7,300万円の赤字に転落していた。 今回両社が締結した基本合意の内容は、2005年1月を目処に沖縄県内のPHSサービスをDDIポケットのネットワークを利用する形で共同展開するというもの。課金システムや端末自体はDDIポケットのものを利用する形になるという。これに伴い、料金プランもアステル沖縄のプランに加えて、DDIポケットのものが用意されるが、現在アステル沖縄が提供している「ナイトトークプラン」や「エントリープラン」は引き継がれない。 既存ユーザーが現在使用しているPHS端末は、共同事業開始後に使用できなくなるが、共同事業がスタートする前にユーザーの手元にはDDIポケットの端末が届けられる。アステル沖縄によれば「端末は現在選定中で、どのような機種がどのような形でユーザーの手元に届けられるかは検討中」としており、ユーザーが選べるのかどうかといった点を含めて、詳細は今後決められていく。 なお、アステル沖縄では近日中を目処にDDIポケットの販売代理店契約を締結し、共同事業が開始される前にDDIポケットの契約取次を行なっていく。また共同事業開始後の詳細については、今後あらためて協議を経て決定される予定だ。 ■ ＵＲＬ DDIポケット http://www.ddipocket.co.jp/ アステル沖縄 http://www.astelokinawa.co.jp/ （関口 聖） 2004/07/26 15:48 | ||||||
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