インプレスは、インターネットの最新利用動向をまとめた「インターネット白書2004」(監修:インターネット協会)を7月1日に発売する。価格は7,140円。
「インターネット白書2004」は、最新のインターネット利用動向や関連する調査結果がまとめられた調査報告書。同書によれば、日本のインターネット人口は6,284万4,000人。利用場所および機器別の内訳では「自宅の機器から」が2,277万1,000人、「自宅の機器と勤務先/学校の機器、両方から」が2,061万4,000人、「勤務先/学校の機器から」が1,069万6,000人、「携帯電話/PHSのみ」が876万2,000人となっている。なお、「携帯電話/PHSからのみ」のインターネット利用者は前年比119.1%となっている。
携帯電話関連では、「携帯電話利用者動向」と題した項目が用意され、「利用状況」「契約会社と使用機種」「情報サービス・アプリケーション」の3点から調査が行なわれた。
「契約会社と使用機種」の項目では番号ポータビリティについての調査が行なわれた。調査によれば、番号ポータビリティを「必要」と答えたユーザーは80.2%となったものの、導入後に契約変更を行なうかどうかについては半数近くが「わからない」と回答した。また、乗り換え先のキャリアについてはauが54.8%、ボーダフォンが22.5%、NTTドコモが14.7%となった。
このほか、携帯電話に求める改善点についての調査では「利用料金」が67.4%でトップとなり、次いで「本体価格」(60.5%)となるなど、コストへの不満が明らかになった。また、バッテリーの持ち時間についても49.5%と約5割が満足していない状況が明らかにされている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.impress.co.jp/info/release/pages/20040629.htm
(太田 亮三)
2004/06/29 19:55
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