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富士通研究所とフジツウ・ラボラトリーズ・オブ・アメリカは共同で、携帯端末などを用いて、複数の機器を連携させた操作が可能な技術「Task Computing（タスクコンピューティング）技術」を開発した。 今回開発された「タスクコンピューティング技術」は、対応するミドルウェア、ソフトウェアを搭載した通信可能な機器同士で、ネットワークを介してそれぞれが持つ機能を連携させることができるというもの。同技術では、機器同士が人間の判断なしにそれぞれの機能を理解し接続できるのが特徴で、利用するユーザーは詳細な接続設定などを気にせずに、周辺の機器を好きに組み合わせて利用できるという。 例えば、携帯端末を持ってプレゼンテーションルームに入れば、そこで利用可能な機器が自動的に認識され、ほかの場所にあるパソコンの資料を部屋のスクリーンに表示、端末内に保存してある音楽ファイルを部屋のスピーカーで再生する、といった事が可能になるという。 同社では、まずは業界への浸透・標準化を進める考えで、2005年度中の実用化を目指す。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/06/8-1.html 富士通研究所 http://www.labs.fujitsu.com/jp/ （太田 亮三） 2004/06/08 18:11 | ||||||
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