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モバイル・コンテンツ・フォーラム（MCF）は、2003年度のモバイルコンテンツ関連市場の市場調査を行なった。7月発行予定の「2003-2004モバイルビジネス白書」に掲載される予定。 調査によれば、2003年度のモバイルコンテンツ市場は前年度比111％の2,232億円で、モバイルコマース市場は前年比170％と急拡大し1,709億円となった。なお、2つの市場を合わせたモバイルコンテンツ関連市場は、前年比131％の3,941億円となっている。 MCFでは、モバイルコンテンツ市場が安定成長期に入ったとしており、中でも着うたなどのリッチコンテンツ市場の急成長を挙げている。さらに今後、パケット通信料の低価格化および定額化によって、携帯コンテンツ市場は新たな成長モデルに移行するとしている。 一方、2003年度に急拡大を見せたモバイルコマース市場については、携帯電話を利用した通信販売が本格展開を開始した「モバイルコマース普及元年」と銘打ち、成長期であるとの見解を示した。 なお、今回調査対象としなかったバナー広告などのモバイル広告市場や、キャンペーンなどの販促プロモーションを中心としたモバイルソリューション市場も急拡大しているという。MCFでは、2004年度にはこうした携帯電話をメディアとして利用した分野がモバイルコンテンツ関連市場の中核を成すと予想している。 ■ ＵＲＬ プレスリリース（PDF形式） http://www.mcf.to/press/images/2004_MobileContents_market_scale.pdf （津田 啓夢） 2004/05/28 16:00 | ||||||
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