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ケイ・オプティコムは、同社のPHS音声ユーザーに対して案内状を送付した際に、その一部に全く関係ない他のユーザーの住所や名前などが記載されたはがきを誤って同封していたことを明らかにした。 同社では4月6日付けでPHS音声通話サービスの新規受付を終了。将来的なサービス終了を検討しているため、5月14日、15日に個人ユーザーおよび5回線未満の契約をしている法人ユーザーに対して、解約や他社への移行といった意向を調査するための文書を送付した。 この文書の一部において、本人以外のユーザーの名前や住所などが記された「ご意向確認はがき」が同封されていることが判明したという。文書の印刷、そして封入・発送は、同社から凸版印刷に委託されたもので、発送件数は全部で24,688件。現時点で同社が誤同封を確認したのは2件とのこと。 このようなミスが発生した原因について、凸版印刷では「文書を封入する際に利用している機器には、厚みを検知するセンサーを設けているが、センサー自体に不具合は発見されなかった。スタッフへの聞き取り調査などを行なった結果、厚みの異常を検知して封入機が停止し、その機器を再起動する際にオペレーターが誤ってはがきを2枚セットしたことが原因」と結論を発表。機器の停止回数から推定して、最大で13名の個人情報が誤って封入された可能性があるとしている。 ■ ＵＲＬ ケイ・オプティコム http://www.k-opti.com/ （関口 聖） 2004/05/21 15:39 | ||||||
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