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ドコモ、海外ユーザー向けに日本でのローミングサービス
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A835
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NTTドコモは、同社と国際ローミング協定を締結している海外の携帯電話事業者のユーザー向けに、日本国内でも音声通話サービスなどが利用できるローミングサービスを5月1日より開始する。
今回提供されるローミングサービスは、海外の携帯電話事業者のうち、ドコモと国際ローミング協定を結んでいる各社のユーザー向けに提供されるもの。いわゆるチップローミングと呼ばれるサービス形態となっており、W-CDMA端末を貸し出して、FOMAネットワークを利用することで、来日したユーザーが日本国内でも音声通話やテレビ電話が楽しめる。貸し出される端末は、モトローラ製3G端末「A835」でレンタル料は日額735円。通話料は、各海外事業者によって定められる。
「A835」は、W-CDMA(UMTS)およびGSM/GPRS対応のモトローラ製デュアルネットワーク端末。ディスプレイは、約2.2インチ、176×220ドットで65,536色表示が可能なTFT液晶で、ディスプレイ左上部と背面に有効画素数33万画素(記録画素数31万画素)のCMOSカメラを装備。Bluetooth対応で赤外線ポートも搭載している。大きさは約137×55.6×26.5mm(高×幅×厚)で、重さは約168g。連続待受時間は静止時で約300時間、移動時で約200時間。連続通話時間は最大約130分で、テレビ電話利用時は最大約80分。
端末は、成田空港内の同社カウンター「ワールドカウンター成田第1」「ワールドカウンター成田第2」、関西国際空港の「ワールドカウンター関空」の3カ所で貸し出される。利用するユーザーは、あらかじめ契約している海外事業者に申し込んでおく必要がある。利用できるサービスは、音声通話およびテレビ電話のみで、SMSやパケット通信については準備が整い次第、順次提供されるという。
このほか同社では、日本から海外へ渡航した際に現地で携帯電話が利用できるFOMAユーザー向け国際ローミングサービス「WORLD WING」の対象国を5月1日より拡大する。新たに追加されるのは、グレナダ、ケイマン諸島、ドミニカ、バルバドス、アンティグァ・バーブーダの5カ所。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0428.html
(関口 聖)
2004/04/28 16:44
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