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ドットiは、コンパクトHTMLに対応したブラウザを搭載し、PHS単体でインターネットに接続する機能を持ったアステルのPHS向けサービス。iモードなど、ほかの携帯電話・PHSのインターネット接続サービスでは、キャリアの提供するアクセスポイントやメールアカウントしか利用できないが、ドットi対応の端末は、PPPやPOP3といった標準プロトコルで、一般のプロバイダのアクセスポイントやメールアカウントを利用することもできる。 今回発表された「AJ-51」はドットiに対応した端末の第１弾。ディスプレイには120×140ドットの４階調モノクロ液晶が採用されており、最大10字×10行の表示が可能。ドットiのメールアカウントや通常のプロバイダのメールアカウントを最大４件まで登録し、それぞれのメールをAJ-51のメールボックスに直接取り込むすることができる。 AJ-51が扱うことのできるメールの最大容量は、送信が全角2500文字、受信が16KB（添付画像などを含む）で、保存件数は送信が400件、受信が約900件（メール容量によって変わる）。メールには画像（GIF／PNG形式）やメロディデータを添付することができる。 AJ-51は、２台の無線機で通話条件の良い基地局に自動で切り替える「スーパースムーズEX」機能も搭載。PHS同士のショートメール機能「Aメールプラス」は利用できるが、アステルの文字情報サービスMOZIOには対応していない。着信メロディは３和音に対応し、インターネット経由での着信メロディダウンロードサービス「スーパー着メロ」を利用することもできる。このほか、2001年３月に開始される「発信者番号非通知理由」サービスに対応しているが、サービスの詳細は発表されていない。 大きさは129×43×16.5mm（長×幅×厚）で、重さは76g。最大連続通話時間は8.5時間で、最大待受時間は550時間。ソニックシルバーとアストラルブルーの２色が用意される。 なお、東京電話アステルでは、12月中旬よりドットi専用のインターネット接続サービスを提供する予定。AJ-51から無料でオンラインサインアップすることが可能で、２個のメールアドレスを取得することもできる。メールアドレスでは、サーバーに届いたメールの着信通知を受けることも可能。ただし、利用料金などの詳細は現在のところ明らかにされていない。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.ttnet.co.jp/news/news_h12/h121101.html （白根 雅彦） 2000/11/01 22:56 | ||||||
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