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NTTドコモ関西は、2004年3月29日9時39分～10時53分にかけて同社ネットワーク内の交換機の一部に故障が発生し、兵庫県姫路市周辺にいるユーザーに対してかけた電話が誤って別のユーザーに繋がるなどの不具合が発生していたことを明らかにした。 同社によれば、不具合の発生はムーバ（PDC方式）向け交換機の一部に発生したハードウェアの故障によるもの。影響を受けた地域は兵庫県姫路市西部、龍野市、揖保郡新宮町、同郡揖保川町、同郡御津町、同郡太子町、飾磨郡夢前町の一部地域となっており、故障中の時間帯に該当エリア内にいるユーザーに対して音声通話をかけたにも関わらず、全く別の異なるユーザーに繋がったり、あるいは音声通話そのものが繋がりにくい状況になっていたという。 同社では影響エリア内へ電話をかけたユーザーに対して通話料を返金する。しかしながら「交換機の故障により、通話記録を把握できず、影響を受けたユーザー数は不明」とのことで、ユーザー自身からの申告によって返金に応じる予定。まずは、13日にも新聞などに同事象の発生およびお詫びのコメントなどを掲載して周知をはかる。 ドコモ端末だけではなく他社の携帯電話や固定電話、公衆電話からの発信もあり得るため、関係各社と協議の上、準備が整い次第、通話料の返金を行なっていく。なお返金額は、現時点で約1,400万円と見込まれている。 ■ ＵＲＬ NTTドコモ関西 お詫びとお知らせ http://www.docomo-kansai.co.jp/announce/00162wet/ （関口 聖） 2004/04/12 20:41 | ||||||
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