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ルネサス テクノロジは、携帯電話向けのアプリケーションプロセッサ「SH-Mobile」シリーズとして、機能を絞り込んで低価格を実現した普及機向けプロセッサ「SH-MobileL」（SH73232）を開発した。2004年5月よりサンプル出荷が開始される予定。 「SH-Mobile」は、携帯電話のアプリやカメラ、動画などマルチメディア機能向けのアプリケーションプロセッサ。「SH-MobileL」は、カメラ機能を中心に機能を絞り込むことで低価格化を実現したモデルで、200万画素クラスのカメラ機能をサポートしており、デジタルズームなどにも対応する。また、従来のSH-Mobileシリーズ用に開発したソフトの流用が可能なため、システム開発を短期間に進められるとしている。 ルネサス テクノロジでは、「SH-MobileL」をまず、今後カメラ機能の高画素化が見込まれるGSM方式の携帯電話に投入したい考え。国内ではスタンダードモデルなどでの採用を想定している。価格は10,000個ロット時に1個1,575円となるが、同社では量産時には5ドル程度で提供したいとのこと。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.renesas.com/jpn/news/2004/0412/index.html （津田 啓夢） 2004/04/12 13:56 | ||||||
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