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日立、三洋電機、日本コロムビアの３社は共同で、携帯電話向けのデジタルコンテンツ配信・販売会社「スーパーコンテンツ流通」を10月２日に設立した。 新会社では、音楽データなどのデジタルコンテンツを、著作権保護され、コピー不可能な「コンテンツの利用権」という形にして、携帯電話のネットワーク経由で配信・販売する。音楽データのほかにも、ゲームや書籍などのコンテンツの販売も行なう。 著作権保護技術としては、三洋電機、日立、富士通が共同開発した「ケータイdeミュージック」を利用する。同技術では暗号化されたコンテンツ部分と、コピー不可能なコンテンツ再生鍵の２部分に分けてコンテンツを扱う。このため、暗号化されたコンテンツをインターネットやキオスク端末、CD-ROM配布などの手段で配信し、再生鍵のみを携帯電話経由で配信・販売することが可能となり、安全性と利便性を確保できるという。 スーパーコンテンツ流通ではまず、DDIポケットの音楽配信サービス「Sound Market」で音楽などの販売を行なう。今後は次世代携帯電話やキオスク端末などを利用したコンテンツ販売も展開していく予定。 なお、スーパーコンテンツ流通の資本金は１億5200万円で、出資比率は日立46％、三洋電機19％、日本コロムビア７％で、日立からスピンアウトした三瓶 徹氏が28％となる。社長には三瓶氏が就任する。 ■ ＵＲＬ 日立によるニュースリリース http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0010/1002c.html （白根 雅彦） 2000/10/03 18:51 | ||||||
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