|
|
鷹山(YOZAN)が4月1日スタートと案内していたPHS網利用の準定額通話サービス「ボイススポットフォン(VSフォン)」で、端末販売が開始されず、エンドユーザーが同サービスを利用できない状況であることが明らかになった。
「VSフォン」は、PHS網(1.9GHz帯)を利用して屋内での利用が想定された準定額通話サービス。2月末に「4月1日スタート」と発表され、料金コースは、月額1,554円で1回60秒の通話が最大100回までのコース「VSプラン60」、月額2,079円で1回90秒のコース「VSプラン90」、月額4,179円で1回180秒のコース「VSプラン180」となっている。仕組みはPHSと同様だが、現在発表されている端末は、据え置き型のデザイン。将来的には携帯可能なモデルの提供を検討しているとされていた。
同社によれば、「予約受付は行なっているが、端末はまだ完成していない。品質確認などを行なっているほか、最終的なマーケティングデータを集めている。これまでにない新機軸のサービスであるため、慎重を期しているだけ。決して提供予定のないサービスをアナウンスしているのではない」としており、あくまで予定どおりのスケジュールで進行していると説明。
予約状況については、「現時点での数字は明らかにしていない」(同社)とのことだが、法人に対しては営業を行なっているほか、既存のアステルユーザーにはダイレクトメールで告知するなど個人・法人それぞれをターゲットとしているという。
■ URL
鷹山
http://www.yozan.co.jp/
VSフォン プレスリリース(PDF形式)
http://www.yozan.co.jp/yozan/ir/pdf/040227_01.pdf
■ 関連記事
・ 鷹山、PHS網を利用した家庭向け準定額音声通話サービス
(関口 聖)
2004/04/07 16:54
|
|
|
|