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ベーステクノロジーとNTTドコモは、FOMAのデータ通信カード端末でパケット通信を行なった際に、Webブラウジングなどの体感速度が向上するデータ圧縮システム「QuiX Mobile Accelerator F」を発表した。価格は58万円~。
今回発表された「QuiX Mobile Accelerator F」は、FOMAのカード端末で通信する際にデータ圧縮を行ない、結果的にWebブラウジングや電子メールの体感速度を向上させるシステム。特にFOMAにあわせた新たな通信手順が採用されており、「データ圧縮だけではなく、従来は細かく別れているパケットをまとめる一方で、応答数を削減」することで、通信効率を高めているという。
圧縮されることでやり取りされるデータ量は最大95%削減される。また、体感速度向上のほか、パケット通信費の節約も見込めるという。パッケージは、ドコモ提供のサーバー「MMQUBE2Plus」にサーバー側ソフトを搭載したもので、58万円~。クライアントソフトはWindows XP/2000対応で無償提供となるが、サーバーへの同時アクセス数によってパッケージ価格も変わってくる。
ベーステクノロジーでは今後、法人向けに同システムを提供していくが、将来的にはASPでの提供も検討していく。
■ URL
ニュースリリース(ベーステクノロジー)
http://www.base.co.jp/product/produc_pages/QuiX_NewRelease.html
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
(関口 聖)
2004/04/06 15:01
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