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富士通研究所、携帯機器に特化した差分圧縮技術

今回の技術が搭載された「F900i」
 富士通研究所は、携帯電話やPDAなどモバイル機器に特化した新たな差分圧縮技術を開発したと発表した。従来の方式に比べて、半分以下のデータ量に圧縮できるという。

 プログラムの不具合や新機能を追加する際に、最初から元データをネットワーク経由で送信するよりも、旧バージョンと異なる部分(差分)だけを送信した方が効率的な処理が可能になる。今回開発された差分圧縮技術は、携帯機器向けに特化されており、元データの1/10以下に圧縮することが可能で、従来技術と比べても半分以下にすることができるという。

 同研究所によれば、「圧縮する際は、プログラム内に同じ要素が多く含まれるほど効率が高くなる。今回は、携帯機器に多く採用されているRISC(Reduced Instruction Set Computer)型プロセッサに特化したことで、規則性を捉えることで圧縮率を高めた」としている。

 新技術は、既に発売中のNTTドコモ「F900i」に搭載されており、ソフトウェア更新機能に活かされている。



URL
  ニュースリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/03/29-1.html


(関口 聖)
2004/03/29 15:28

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