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インデックスとジクー、矢印で行き先を示す位置情報システム開発

 インデックスとジクー・データシステムズは、GPS対応の3G端末向け位置情報システム「ベクトルナビゲーション」を開発した。

 「ベクトルナビゲーション」は、GPS機能搭載の3G端末を利用して、現在地から目的地までの方向を指し示す「ベクトル」でナビゲーションを行なう位置情報サービスプラットフォーム。提供形態は、コンテンツとして配信するB to Cモデルのほか、B to B、ナビゲーションコンテンツを利用するさまざまな事業者に提供できるとしている。

 目的地までの経路は矢印で表示され、交通手段や経路上の現在地付近の情報なども入手できる。目的地の50m以内に近づくと画面が3次元表示となり、付近の環境情報も含んだ3次元空間で表示される。

 また、ベクトルナビゲーションを利用したユーザーの時間軸、場所軸に基づいた行動パターンも取得可能。ユーザーの行動パターンを分析することでマーケティングの幅が拡がるほか、個々のニーズに合致した情報をダイレクトにピンポイント配信できる。

 なお、ベクトルナビゲーションは、電子コンパスとGPS機能を搭載した携帯電話上で動作するアプリとして開発された。経路検索機能のほか、移動時間を検索キーに到達圏検索機能や、友人や店舗などユーザーの興味のある情報が付近にある場合に「レーダー」表示する周辺情報検索機能なども利用可能。さらに、試験的ではあるが、目的地からのルートを3Dマップ上で表現するシステムなども用意されている。


起動画面

付近の情報を表示

「レーダー」表示と3Dマップ表示


URL
  プレスリリース
  http://www.indexweb.co.jp/press/press.php?id=276


(津田 啓夢)
2004/03/12 19:19

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