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ガートナー調査、昨年の世界携帯電話販売台数は5億2,000万台

 ガートナー ジャパンは、2003年の世界携帯電話販売台数が対前年比20.5%増の5億2,000万台に達したと発表した。好調な状況は2004年第1四半期も継続しており、同社では2004年の世界の携帯販売台数が5億8,000万台にのぼると予測している。

 メーカー別では、ノキアがシェア34.7%で首位をキープしたものの、通年ではシェアを落とした。2位(14.5%)のモトローラも市場シェアを落としたが、ガートナーではこの原因についてCDMA方式においてスケジュール通りに端末が投入されなかったことを指摘。ただし、2004年に入ってからは状況は好転しており、見通しは明るいと予測している。

 市場シェア10.5%で3位となったサムスンは、2003年を通して10%前後と安定してシェアを獲得した。同社は、競争が激しく利益率の低いローエンド・モデル市場ではなく、ハイエンド・モデル市場に注力することで2桁の利益率を維持しているという。

 これに対し、4位(8.4%)のシーメンスは、販売台数のほとんどがローエンド・モデルとなり、ロシアを中心とした東欧で販売台数を拡大。他のメーカーが端末需要に追いつけなかった点も功を奏し、2003年下半期にシェアを伸ばした。5位は昨年同様ソニー・エリクソン(5.1%)となっている。また、6位のLGはインドや北米市場で大きく躍進し、2003年第4四半期には5位となっている。

 なお、国内メーカーでは、パナソニック モバイルコミュニケーションズとNECがそれぞれ2%以上のシェアを獲得し、7位、8位となった。ガートナーでは、前年と比較して日本市場が拡大し、海外市場でも販売台数を伸ばしたことを挙げている。


世界携帯電話販売台数シェア(%)


URL
  プレスリリース(PDF形式)
  http://www.gartner.co.jp/press/pr20040311-02.pdf

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(津田 啓夢)
2004/03/11 19:07

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