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インフォシークと三菱総合研究所は、「第6回携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査」と題して、携帯電話でのテレビやラジオ番組の視聴意向をWeb上で調査した。調査は1月23日から29日にかけて実施され、有効回答者数は15~59才の男女2,094人(男女比50%)。
携帯電話でのテレビ視聴で、7割近い回答を得たのは「ニュース」(67.6%)で、「スポーツ」(55.1%)、「音楽」(47.0%)がそれに続いた。また、「ショッピング」や「地域・まち」といった番組は、テレビ番組で視聴したいと回答したユーザーが少ないにも関わらず、携帯電話での視聴意向は高くなった。
年代別では、10~30代のユーザーから「通常のテレビ番組と全く同じ内容・長さの番組」との回答が多くなった。これに対し40~50代ユーザーは「通常のテレビ番組を短く編集したダイジェスト版」が高い回答を得た。なお、若年層ほど携帯電話でのテレビ視聴時間が長くなっている。
また、携帯でテレビ視聴するように鳴った場合、テレビの視聴時間は「増えると思う」が3割、「変わらないと思う」が6割を超えた。テレビ視聴する代わりに減少する時間については「何もしない時間」が62.3%と高いが、「携帯メールやゲームする時間」(23.2%)、「自宅でテレビやビデオを見る時間」(19.3%)も2割程度の回答を得ており、インフォシークと三菱総合研究所では、既存の携帯電話やテレビのコンテンツ市場が代替する面があるとしている。
このほか、ラジオの意向調査では、聞きたい番組として「地上波テレビ」「FMラジオ」がいずれも7割を超えた。人気ジャンルはテレビと大差なかったが、短波放送で「ギャンブル」が76.8%と高かった。
■ URL
プレスリリース
http://www.mri.co.jp/PRESS/2004/pr040302_icd01.html
(津田 啓夢)
2004/03/05 17:40
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