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NTTドコモは、2月6日に発売した新型FOMA端末「F900i」にメールの自動受信ができなくなる不具合があることを明らかにした。同社では、3月上旬にも「ソフトウェア更新」機能による修正サービスを開始する。同サービスの利用には通信費はかからない。
今回見つかった不具合は、電源を入れて待受画面にアンテナマークが表示される前に端末を折りたたんだ場合、メールの自動受信ができなくなるというもの。「自動電源ON設定」の利用時にも同様の現象が発生する。
同社では準備が整い次第、ユーザー自身による操作でソフトウェアの更新が行なえるサービスを提供する予定だが、それまでは電源投入後にアンテナマークが表示されることを確認した上で利用するようにアナウンスしている。
同社によれば、F900iの2月末までの出荷台数は約68,000台。なお、今回不具合が見つかった影響で同端末の販売は3月3日より一時停止されている。ソフトウェアの更新を行なった端末が準備でき次第、販売が再開される。
【追記:2004/03/03 19:15】
NTTドコモは、F900iの遠隔ダウンロードによるソフトウェア更新サービスを3月5日13時より提供すると発表した。また、同端末の販売は3月6日より再開される。
■ URL
ユーザーへの案内(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/customer/caution_s/f900i.html
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0303a.html
(湯野 康隆)
2004/03/03 11:56
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