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総務省は、携帯電話やPHSの利用においてメールやWebブラウジングの結果、予想以上の高額な利用料になってしまい、消費者相談センターなどへ相談が寄せられていることに対して、対策などをまとめた情報を同省Webサイトで公開した。
携帯電話では、他のユーザーとメールをやり取りする場合やWebブラウジングをする際に、時間単位ではなく情報量に比例して利用料が増加するパケット通信方式が主流となっている。同省では、カラー画像や動画、ゲームなどのダウンロードのほか、データ添付のメールをやり取りする際には通信料が高額になる可能性があると指摘。さらに料金を把握するための手段として、各事業者が提供している料金案内サービスや、一定金額に達するとメールで通知してくれるサービス、利用限度を設けるサービスをそれぞれ紹介している。
また3Gサービスにおいては、通信速度が大幅に向上したことにより、やり取りできるデータ量も短時間で大きくなり得るが、NTTドコモ、KDDI、ボーダフォンの各社では1パケットあたりの通信料を安価にする割引サービスが用意されている。同省では、auの「EZフラット」やDDIポケットの「つなぎ放題コース」といった定額制サービスも紹介しており、通信料の高額化対策として参考にするよう呼びかけている。
■ URL
報道資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040227_2.html
(関口 聖)
2004/02/27 16:48
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