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米インテルは、仏カンヌで開催されている展示会「3GSM World Congress」で行なわれた同社社長兼COOのポール・オッテリーニ氏の基調講演で、UMTSとW-CDMA方式に対応するプロセッサ（開発コード名「Hermon」）を明らかにした。 Hermonプロセッサは、UMTSとW-CDMAの2つの3G通信方式に対応し、テレビ電話機能をサポート。高品質な信号維持によって、通話切れが減少するという。このほかオッテリーニ氏は、無線LANとBluetooth機能をサポートするGSM/GPRS方式の携帯端末のリファレンスデザインなども紹介した。 講演の中で同氏は、「携帯電話などの無線通信業界は、これまでの独立した通信方式が混在する構造から、3Gや無線LANなどが共存し新たなアプリケーションやビジネスモデルが生まれる」とコメント。インテルでは、複数のプロトコルに対応した無線技術を同社の全てのチップに搭載したい考えだ。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20040225corp.htm （津田 啓夢） 2004/02/26 19:08 | ||||||
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