エリクソン、モトローラ、シーメンスの大手携帯電話3社は、携帯ゲーム機の規格を共同で開発することを発表した。3社の狙いは、ユーザーにより多くの選択肢を与えることと、開発者のために標準となる規格を定めることにある。
これまで携帯ゲーム機には多くのプラットフォームがあり、オープンな標準規格がないため、ユーザーと開発者はその多すぎる選択肢に頭を抱えるしかなかったが、標準規格の提案により、今までコスト面で問題があった課金を伴うネットワーク対応や、位置情報サービスに対応できるようになるという。3社は、API、SDKもオープンにし、開発者にライセンスしていく考えだ。なお詳細は今年の第3四半期までに明らかにされる見込みであるという。
■URL
・ニュースリリース (エリクソン、英文)
http://www.ericsson.com/press/20010321-0054.html
(伊藤大地)
2001/03/22 13:18
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