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NECと奈良先端科学技術大学院大学は、動画撮影を行なうことで、スキャナー並みの高精細な画像を得られる技術を開発した。今後、携帯電話やビデオカメラなどでの採用が見込まれる。 今回の技術は、カメラを動かしながら被写体の一部を動画撮影し、動画の動きを解析して被写体の3次元での位置や撮影方向を推定する技術「モザイキング技術」と、その画像を最適化し、画像の継ぎ目を消去する「超解像技術」を元にしており、低解像度のカメラでもスキャナーで入力したときのような高画質を実現できるという。カメラ付き携帯電話やビデオカメラで高画質の画像を撮影できる。 従来より特殊なカメラや設備を使った環境下では、低解像度の画像を高解像にするものはあったが、今回の技術では、特殊な機械を使わずに撮影できるようになるという。例えば、市販のビデオカメラでA4サイズの書類を撮影すると、ビデオ映像からスキャナー並みの高画質画像が生成できるとしている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0402/2303.html （津田 啓夢） 2004/02/23 19:42 | ||||||
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