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社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、幼児~小学生を対象として、家庭用ゲーム機の利用動向などを調査したレポート「2004 CESA キッズ調査報告書」を発表した。このなかで幼児・小学生における携帯電話の保有率が明らかにされている。
今回発表されたレポートは、小学生以下の世代におけるゲーム利用動向などを調査したもの。有効回答数は483人で、調査対象は首都圏・関西圏・広島に在住する3歳~小学校6年生までの児童およびその保護者。
同調査では、家庭用ゲーム機の利用動向や保護者がゲームに対してどのように考えているかといった統計データが明らかにされている。この中で児童層における携帯電話の保有率も調査されており、それによれば全体のうち7.2%が自分専用の携帯電話を持っていると回答。
性別および年齢層別に見ると、男子では幼児で1.2%、小学校低学年で3.8%、小学校高学年で5.0%が携帯電話を保有。一方の女子では幼児で1.2%、小学校低学年で5.3%とほぼ男子と同じ傾向となっているが、小学校高学年になると27.2%と1/4以上が携帯電話を持っているという結果となった。
また居住地別に見ると、関西圏で5.7%、広島で4.9%という結果になったが、首都圏では11.2%と倍以上の保有率であることが明らかになっている。
同協会では、今回のレポートを書店などで販売。価格は5,250円(税込)となっている。
■ URL
プレスリリース
http://report.cesa.or.jp/news/release_040223.html
(関口 聖)
2004/02/23 13:15
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