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北陸総合通信局は、簡易基地局とケーブルテレビ通信網（CATV網）を利用し、従来であればFOMAの圏外となる地域で通話などが可能になる「エントランス回線にケーブルテレビ通信網を利用した中継システム」の実証実験を行なった。 同局が行なった実験は、主に山間部など、携帯電話の電波が届きにくく第3世代携帯電話などが通常「圏外」となる地帯を想定して行なわれ、CATV網を中継システムとして利用することを目的として実施された。実験は石川県津幡町で行なわれ、金沢ケーブルテレビネットのCATV網内に簡易基地局を設置し、FOMAを利用し金沢市内に特別に設置された定点カメラの映像を回線交換方式で受信することに成功した。 今回の実験では、FOMA端末とは簡易基地局からCATV網、さらに津幡町役場内のセンター局を経由して携帯電話の交換局と接続した。基地局と交換局を結ぶ回線をCATV網で中継することでコスト低減に繋がるという。 ■ ＵＲＬ 北陸総合通信局 http://hokuriku-bt.go.jp/ （太田 亮三） 2004/02/09 15:33 | ||||||
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