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「PPPhone」は、PDAで利用可能なモバイルIP電話ソフト。同社開発のSIPサーバーとIP電話事業者やISPと接続することで、固定電話や携帯電話、国際電話への発信が可能になるという。また、VPN経由で外出先でも企業の内線電話としての通話が可能で、その際の通話料は無料になる。外部からの着信はIP電話事業者などとの提携によって「050」番号が割り当てられることで実現されるが、同社では提携は2004年度中にも実施したい考え。その際には同社のサービスではなく、IP電話事業者のサービスとして提供していきたいという。 無線LAN接続時だけではなく、NTTドコモの定額制PHS通信サービス「@FreeD」を利用していれば、Wake On Ring機能を利用した同社製品「PPPush」の機能を利用して、PDAの電源を切っていても着信可能。現在のところ、「PPPhone」が利用できるのはPocket PC搭載のPDAのみで、東芝製の「Genio」などで動作を確認している。同社では今後、パソコン向けソフトの開発を進めていく。 なお、2月4日～6日にかけて千葉・幕張メッセで開催されているイベント「NET&COM 2004」内のNTTPCコミュニケーションズのブース内で同製品が展示されている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.isr.co.jp/products/ppphone/ 製品情報 http://www.isr.co.jp/products/ppphone/ （関口 聖） 2004/02/04 16:49 | ||||||
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