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ソニー、手書き感覚の操作性を実現した新CLIE「PEG-TH55」
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左がセレブレッド、右がエグゼブラック
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ソニーマーケティングは、手書き感覚にこだわったCLIEの新モデル「PEG-TH55」を2月14日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は40,000円前後になる見込み。本体色はエグゼブラックと、限定生産のセレブレッド。
「PEG-TH55」は、手書き感覚で多彩な入力と操作性を実現する新開発の手帳機能「クリエ オーガナイザー」を搭載し、無線LAN機能、31万画素CMOSカメラ、背面ジョグダイヤルを備えたPDA「CLIE(クリエ)」の新機種。メモリースティックに保存した動画を再生する「モバイルムービー」に対応し、スタミナも現在のCLIEのラインナップで最も長い、通常使用時約15日間となっている。
同機種に新たに搭載された「クリエ オーガナイザー」は、手書き感覚にこだわった手帳機能。予定表の画面に手書き感覚で文字を書込んだり、手書きのメモや内蔵カメラで撮影した画像、録音した音などを付箋紙のように手軽に予定表に追加できる。作成したメモや画像などは日付で管理され、以前に作成した各種データも日付単位でまとめて呼び出すことができる。このほか、「クリエ オーガナイザー」の画面右側にはタブが配され、予定表以外の「アドレス」「To Do」「メモ帳」「ビューワー」「手書きメモ」「便利情報」などの機能にも素早くアクセスできる。また、動画の再生機能ではメモリースティックによる「モバイルムービー」に対応するほか、MPEG-1(VX除く)ムービーにも対応する。
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PEG-TH55
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液晶画面には320×480ドット、65,536色表示が可能なTFTカラーディスプレイを搭載。液晶前部に強度に優れた半透明アクリルカバーを採用し、本体背面にジョグダイヤルを装備。前面下部にはカバーを閉じた状態でも操作可能な4つのアプリケーションボタンを備える。内蔵カメラには約31万画素のCMOSセンサーカメラを搭載。静止画のみに対応し、2倍デジタルズーム機能を装備する。撮影可能な解像度は640×480、320×240、160×240、320×480の4種類。IEEE802.11b準拠の無線LAN機能を内蔵し、アクセスポイントのスキャン機能、自動選択機能などを備える。
ソニー製CPU「Handheld Engine」を搭載し、OSはPalm OS 5(Ver.5.2)。メモリはRAMとROMそれぞれ32MBずつ搭載し、ユーザー領域は32MBとなる。メモリースティックスロット、HotSync用USBポート、赤外線ポートを備える。
大きさは73.3×121.5×15.7mm(幅×縦×厚)で、重さは約185g。リチウムイオンポリマー充電池を内蔵し、通常使用時で約15日間、音楽再生時で最大約24.5時間、動画連続再生時で最大約7.5時間の使用が可能。
同社はまた、基本的なPDA機能に加えて、31万画素カメラと音楽・動画再生に対応した新CLIE「PEG-TJ37」を2月14日に発売する。同モデルは、同日発売される新モデル「PEG-TH55」と、既に販売されている「PEG-TJ25」の中間に位置するモデル。「クリエ オーガナイザー」、無線LAN機能は搭載しないものの、カメラ機能、動画再生に対応することで幅広い用途に対応する。価格はオープン価格で、店頭価格は30,000円前後となる見込み。
大きさは75×113×13.2mm(幅×縦×厚)で、重さは約145g。リチウムイオンポリマー充電池を内蔵し、通常使用時で約10日間の使用が可能。本体色は「プラチナシルバー」「カプリブルー」「シエナオレンジ」の3色が用意される。
■ URL
ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200402/04-0203/
(太田 亮三)
2004/02/03 17:11
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