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ドコモなど3社、iモードで自販機からコーラを買う実験を実施

 日本コカ・コーラとNTTドコモ、伊藤忠商事の3社は共同で、iモード端末を使った自動販売機向け料金決済システム「i-vending Project(仮称)」の実証実験を行なう。実証実験は今夏に東京都内の繁華街などで行なわれる予定。

 i-vending Projectは、iモードをユーザー認証に使い、対応自動販売機「i-vending Machine(仮称)」で料金決済を行なうキャッシュレスシステム。ユーザー認証をしてサーバー上にチャージされたお金で買い物ができ、i-vending Machineにお金を投入することでサーバー上にお金をチャージすることもできる。

 ユーザー認証の方法はまだ決まっていないが、i-vending Machineについたスキャナーで、iモードに表示させた2次元バーコードを読み取る方法か、i-vending Machineについたテンキーにパスワードを打ち込む方法などが検討されている。購入のたびに2次元バーコードやパスワードを発行する「ワンタイムパスワード」方式か、個人が固定したIDを使う方式かも決まっていない。

 サーバー上でユーザーの購入情報や履歴を管理できるので、たとえば清涼飲料水の購入者を対象としたプレゼントキャンペーンや、購入者属性を元にした割引(学割など)、購入実績ポイント還元などの付加サービスを自動販売機に追加できる。自動販売機もネットワークに接続されるので、それを利用して自動販売機上の液晶に広告や地域情報を配信するサービスも検討されている。

 伊藤忠商事によると、同システムは「自動販売機で購入するプロセスを簡略化するもの」というよりは、「iモードと自動販売機がつながる」という点を重視し、さまざまな付加サービスを付け加えることで、iモードユーザー、コカ・コーラ愛飲者などの若い層にアピールしたいとしている。また、i-vending Machineをiモードの一部と位置付けることで、「ある場所に設置されたi-vending Machineを使ったユーザーだけが特殊な着信メロディを入手できる」といったサービス展開も可能で、伊藤忠商事では今回の実証実験をコンテンツプロバイダーなどにもアピールしていきたいとしている。


・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0328.html


(白根 雅彦)
2001/03/28 20:03

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