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米Iridium Satelliteは、衛星通信式の携帯電話サービスを開始したと発表。現在は音声通話のみのサービスで、データ通信は今年６月から、ショートメッセージサービスは今年後半に開始する見込み。 今回のサービス開始にあたって、米イリジウム社は、アリゾナ州タンパでの３か月以上に渡る実地試験を行なったという。３月には、サービスプロバイダー13社と契約し、顧客サポートやマーケティングの準備も進めてきた。この衛星式携帯電話サービスは、海上や空中、極地など地球上のあらゆる地点で利用が可能。 顧客ターゲットは特に、船舶、航空、石油・ガス、鉱業、建設、林業、政府機関、非政府機関、民間救援団体、ヨットなどのレジャーといった分野で、米国防総省はすでに顧客になっているという。 イリジウム・サービスプロバイダーはモトローラ製の端末を販売する予定で、このサテライト・シリーズ9500は販売価格が1000ドル以下。さらに８月には、小型・軽量の9505シリーズが1500ドルで販売される。通話料は距離や地域に関わらず１分1.5ドル以下になる見込み。 ■URL （伊藤大地） 2001/03/29 15:14 | ||||||
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