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テレビとの連携を強化、“動画最強ケータイ”を目指す「D900i」
左からピンク、シルバー
D900iは、記録画素数192万画素、有効画素数100万画素のスーパーCCDハニカムカメラを搭載した三菱電機製端末。背面液晶周辺のリング状のパーツにアルミニウムを採用するほか、メモリースティックPRO Duoに対応する。
D900iの特徴は、録画したテレビ番組などを再生可能なところ。2003年12月の案内時には端末内で動画の変換が可能とされていたが、今回の発表では、端末内で変換は行なわず、同梱されるオーサリングソフト「MOTION SMOOTHY」(モーションスムージー)で変換機能が提供されることが案内された。同ソフトを利用すれば、パソコンで録画したテレビ番組などをD900iで再生可能なフォーマットに変換できる。変換可能なフォーマットはAVI、MOV、WMV、MPEGで、D900iに対応した独自規格のMP4(320×240、最大24fps)に変換する。別売りのUSBデータ通信ケーブルを使用すれば、端末内のメモリースティックDuoがUSBストレージとして認識され、直接動画を書き込むことも可能。また、別売りの平型AV出力ケーブルを利用して動画、静止画をテレビに出力することもできる。「MOTION SMOOTHY」の対応OSはWindows 2000/XP。
端末を開いたところ
端末右側面
背面液晶周辺。リング状のパーツにアルミニウムを採用
メモリースティックDuoスロット
カメラ周辺。FUJINONレンズを採用している
シャッターボタン周辺
閉じた状態での端末の裏側
動画撮影はMPEG-4形式に対応し、最大24fpsの撮影と再生が可能。同梱の16MBのメモリースティックDuoなら、スタンダードモード(176×144、32kbps、10fps)で約54分、大画面モード(176×144、384kbps、15fps)で約5分の撮影が可能。同端末は512MBのメモリースティックPRO Duoもサポートし、こちらの場合ならスタンダードモードで24時間、大画面モードで2時間30分の動画撮影が可能。また、「超なめらかモード」(176×144、256kbps、最大24fps)を搭載し、テレビ画質に迫る動画を撮影できる。
D900iに搭載されるカメラは、D505iSに搭載されたものと同等のレンズを搭載、最大1200×1600の解像度で撮影できる。ヒンジ部にカメラを搭載し、横撮りスタイルを想定した設計で、背面液晶で各種のカメラ設定を変更できる。
「横撮り」スタイル
端末を開いた状態での自分撮りモード
メニュー画面
「マルチメディア」メニュー画面
メインディスプレイは、2.2インチ、QVGA、262,144色表示のクリスタルファイン(MD-TFDカラー)液晶、サブディスプレイには1.1インチ、120×160ドット、65,536色表示のクリスタルファイン(MD-TFDカラー)液晶を装備する。待受時間は移動時450時間、静止時350時間。連続通話時間は140分で、テレビ電話通話時間は70分。大きさは49×106×27mm(幅×高×厚)、重さは約124g。カラーはピンクとシルバーの2色が用意される。
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URL
製品情報(NTTドコモ)
http://900i.nttdocomo.co.jp/d900i.html
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(太田 亮三)
2004/01/27 21:45
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