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オリンパス、新方式のカメラ付き携帯向けレンズユニット開発
自由曲面プリズム方式の携帯電話用レンズユニット
オリンパスは、高画素化によるレンズユニットの厚みを抑えられる自由曲面(フリーシェイプト)プリズム方式のカメラ付き携帯電話用レンズユニットを開発した。2004年秋にも撮像素子を組み合わせたカメラモジュールとして量産出荷される見込み。
自由曲面プリズム方式のレンズユニットは、複雑な曲面の2つのプリズムを水平に配置し、光を折り曲げて撮像素子へ入射するもの。従来採用されている共軸系設計のレンズユニット(垂直にレンズを積み重ねるもの)では、高画素になるにしたがってレンズユニットの厚みが増してしまうのがネックとなっていた。新開発のレンズユニットは、水平にレンズを配置するため厚みへの影響が少なく、カメラモジュールの厚さを変えずに高画素化が望めるという。
また、自由曲面プリズムは少ない部品数で光線のずれ(収差)を補正可能で、CCDなどの撮像素子中心から周辺部まで光を均等に垂直入射できるといった特長もある。試作段階のカメラモジュールでは130万画素で厚さ8.5mmを実現しており、200万画素以上の撮影素子にも対応できるとしている。試作機は、自由曲面プリズム2個で共軸系レンズ3~5枚相当の性能を持っているとのこと。
オリンパスでは、今回のレンズユニットなどで構成された携帯電話向けのカメラモジュールを製品化したい考え。今春から試作生産され、秋にも量産体制に入る予定となっている。同社では携帯電話向けカメラモジュールで、3年後300億円を見込む。
試作機は130万画素で厚さ8.5mmを実現
試作機は130万画素の撮像素子の解像力を超える
従来のレンズユニットは垂直にレンズが重なる
自由曲面により部品数が少なくても済むという
水平方向にレンズを配置したことで厚さを抑えられる
撮像素子に対して垂直に入射できる
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URL
プレスリリース
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2004a/nr040126fsluj.cfm
(津田 啓夢)
2004/01/26 15:00
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