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NTTドコモは、申込制の会員クラブ「ClubDoCoMo」を解消し、新たに「ドコモプレミアクラブ」として4月1日より提供すると発表した。入会費・会員費は無料。これにあわせて、端末購入時などに利用できる同社のポイントサービスの内容が同日より変更される。 今回新たに発足する「ドコモプレミアクラブ」は、申し込みさえすれば全ドコモユーザーが入会可能な会員クラブ。従来の「ClubDoCoMo」では、入会するには月額利用料が2カ月連続で8,000円を超えていることなど入会基準が設けられていたが、今回の「ドコモプレミアクラブ」では、入会基準がなく、申し込むだけでドコモユーザーであれば誰でも入会できるようになる。 「ドコモプレミアクラブ」では、前年の利用実績によって会員を4段階にランク付けするステージ制が採用される。利用金額100円につき1SP（ステージポイント）で計算されるが、このSPは従来の“ポイント”とは別の扱いであくまでもステージ分類のためだけに計算される。1,000SP未満のユーザーは1stステージ、1,000SP以上のユーザーは2ndステージ、1,500SP以上のユーザーは3rdステージ、2,500SP以上のユーザーはプレミアステージとなる。ステージの分類は毎年4月に実施される。同社ブランドのクレジットカード「ドコモカード」会員は、分類されるステージが1つ上のものとなるが、プレミアステージになっている会員には毎年1,000ポイント付与される。 新規契約で前年実績がないユーザーは、契約した年のSPがステージ分類条件を超えるたびに1,000ポイント与えらえるようになっており、たとえば2,500SP（1年間の利用料25万円相当）のユーザーは、契約年の翌4月には3,000ポイント与えられることになる。 また、ステージによって毎月加算されるポイントの倍率が異なる。利用料100円につき、プレミアステージで5ポイント、3rdステージで4ポイント、2ndステージで3ポイント、1stステージで2ポイントが付与される。なお、ポイント使用時の還元率は、「ClubDoCoMo」では1ポイント4円で500ポイント単位で利用できるようになっていたが、「ドコモプレミアクラブ」1ポイントにつき1円となり、100ポイント単位で利用できる。 会員申込は2月19日より開始され、3月31日までにドコモeサイトから申し込むと100ポイントプレゼントされる。現時点でClubDoCoMo会員のユーザーは、そのまま新クラブの会員に登録され、別途500ポイント与えられる。 同社では、「ドコモプレミアクラブ」の発足にあわせてポイントサービスの内容も変更する。利用料にあわせてポイントが付与されることに変更はないが、全てのドコモ商品にポイントが使えるようになるほか、ポイントの使用単位が500ポイント単位から100ポイント単位で使用できるようになり、ポイントの有効期限が11月から4月に変更される。また、ポイント使用時の還元率は「ドコモプレミアクラブ」同様に1ポイントにつき1円（従来は2円）になる。 今回の改編、およびサービス変更によって、ユーザーが保有しているポイントは4月1日に新たなサービスに引き継がれることになるが、ClubDoCoMo会員では1ポイントを4ポイントに、一般ユーザでは1ポイントを2ポイントに換算される。 同社では今後、ドコモプレミアクラブの会員向けサービスとしてマイボックス機能の活用を10月より実施する予定で、活用実店舗の優待サービス適用時の会員IDなどとして利用できるようにするという。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0108b.html 「ドコモプレミアクラブ」「ClubDoCoMo」「ドコモポイントサービス」新旧比較 http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0108b-2.html （関口 聖） 2004/01/08 19:39 | ||||||
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