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東芝は、モバイル機器に搭載可能な0.85型ハードディスクドライブ(HDD)を開発した。今年夏よりサンプル出荷が開始され、秋には量産体制に入る。
今回開発されたものは、ディスクの直径が約2.2cmで、ドライブ全体では100円硬貨より一回りほど大きなサイズとなる0.85型HDD。同社によれば「HDDということで、従来製品と基本的には同じ構造だが、このサイズを実現したのは細かな点での積み重ねの結果」という。
携帯電話などのモバイル機器への搭載に適しているとのことだが、「現時点はあくまでも開発したという段階。従来より小型化したことで耐衝撃性は向上していると思われるが、実用に耐えるかどうかを今後検証しなくてはならない。また、実際に採用されるかどうかわからない。しかし携帯電話はマーケットとして大きいものなので、他社への販売も含めて搭載を考えている」とのこと。
今夏にサンプル出荷され、秋に量産体制に入る予定だが、月産台数は20万~30万台の規模が予定されている。
■ URL
プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_01/pr_j0801.htm
(関口 聖)
2004/01/08 19:01
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