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ドコモ、900i向けコンテンツ仕様を公開

来年2月頃発売という900iシリーズ
 NTTドコモは、2004年2月発売予定の新FOMA「900i」シリーズ向け各種コンテンツの仕様を公開した。iアプリの拡張やデコメール、キャラ電など具体的な作成方法が参照できる。

 18日に発表された「900iシリーズ」では、「デコメール」「キャラ電」「着モーション」といった新サービスが提供されるほか、iアプリやFlashの容量が拡大されている。今回、それぞれのサービスに関してコンテンツの仕様や作成方法に加え、作成ツールの提供が開始された。

 iアプリ関連では、従来のFOMAや505iシリーズなどでiアプリ本体は30KBまで、スクラッチパッドが200KBまでだったが、900i向けiアプリの規格である「DoJa 3.5」からは本体が100KBまで、スクラッチパッドが400KBまでと大幅に拡大するとアナウンスされている。

 公開された仕様によれば、新たにサウンドデータとしてSMF形式をサポート。これまで扱えたMFi形式も利用できるが、今回よりSMF形式が標準になる。また端末によってはiアプリ実行中に中断することなくiモーションを再生できるようになったり、ダウンロードしながらすぐに再生できるプログレッシブダウンロードに対応している。このほか、2次元コードの認識機能がオプションAPIから基本APIに採用され、Base64エンコード/デコード機能が新たなAPIとして追加されている。

 テレビ電話中にカメラの映像ではなく、端末内のキャラクターデータを表示できる「キャラ電」については、コンテンツの作成フローを紹介。データは、アニメーション再生される3Dデータと静止画像を利用する2Dデータにされ、さらに端末内に保存したデータは「キャラ電ピクチャ」と呼称される。

 HTMLメールが利用できる「デコメール」に関しては、パソコンなどインターネット経由で送受信した場合、あるいは非対応端末との送受信した場合の処理を紹介。デコメール非対応端末で受信した場合は、iモードサーバーでHTMLパートが除去され、TEXTパートのみ受信するようになるほか、インターネットからのHTMLメールを900iシリーズに受信した場合は、HTMLパートを受信し、900iシリーズからインターネットへデコメールを送信した場合は、HTMLパート、TEXTパートそれぞれが送信される。

 デコメールの最大サイズ(添付ファイル含む)は、10,000バイト(約9.7KB、約78パケット)で、それを超えた場合は、HTMLパート・添付ファイル・TEXTパートの順番で削除されるようになっている。

 このほかFlashに関しては、ブラウザで読み込める最大容量が100KBと、505iシリーズの5倍になっており、サウンドデータとしてSMF形式が扱えるようになる。なお、サウンドデータ1曲あたりの最大ファイルサイズは64KB。Flashが埋め込まれるHTMLでは、Objectタグのパラメーターとして新たに「value="true/false"」という指定が可能になっている。



URL
  NTTドコモ 作ろうiモードコンテンツ
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/make/

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(関口 聖)
2003/12/24 18:24

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