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東芝は、携帯電話やノートパソコンの画面に特殊なフィルターを貼り付けることで、ディスプレイの視野角を調節できる技術を開発した。 今回の技術は、特殊なフィルターを用いて視野角を狭め、正面方向以外からディスプレイを見ると網目状の模様を表示させるもの。携帯電話向けには、のぞき込み防止用のシールタイプのフィルターなどが各社から販売されているが、今回の技術は、制御回路とともに端末に組み込むことで、視野角を自由に調節できたり、模様が解除できたりする。 液晶は素子の配置の仕方によって、特定方向が暗くなる性質があり、このため、液晶テレビなどでは画面が暗くならないように制御する技術の開発が進められている。今回の技術は、この暗くなる性質を利用して視野角をコントロールする。 同技術は、携帯電話やノートパソコンのほか、電子投票端末やATMなどでの利用が想定されているという。網目状の模様だけでなく、ロゴやキャラクターを表示させるフィルターの開発も可能だとしている。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_12/pr_j1201.htm （津田 啓夢） 2003/12/12 19:39 | ||||||
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