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エムティーシー（MTC）は、センサーが反応すると録音しておいたメッセージを再生し、指定の携帯電話番号に自動的に電話をかける装置「おかえりぷるる」を開発した。ぬいぐるみなどに内蔵する形で販売される。 「おかえりぷるる」は、赤外線センサーが人を感知するとあらかじめ録音しておいた音声を再生し、携帯電話を接続することで指定の電話番号に自動的に発信するもの。登録された電話番号に簡単に電話かけられる「ワンタッチダイヤル機能」を搭載した携帯電話で利用できる。20秒間のメッセージ録音が可能で、録音は本体（ぬいぐるみ）側で行なう。単3形電池で動作する。 たとえば、共働きの家庭の玄関に設置しておくことで、子供が帰宅したときに「おかえり～。おやつは冷蔵庫に入ってるよ」といったメッセージを再生し、母親の携帯電話に子供の帰宅を知らせることが可能。ぬいぐるみにはマイクも搭載され、周辺の音を聞くことができる。 また、子供が外出する際にメッセージを録音しておけば、母親が帰宅した際に外出先などを把握できるため、親子のコミュニケーション手段としても利用できるという。 なお、エムティーシーは今後、ぬいぐるみやキャラクターメーカーなどに営業を開始し、2004年春にも製品を販売したい考え。市場価格は6,000～8,000円程度になる見込み。 ■ ＵＲＬ 製品概要 http://suntec.scn-net.ne.jp/~mtc/pururu/pururu1211.htm （津田 啓夢） 2003/12/12 15:40 | ||||||
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