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ウインズコミュニケーションズは、携帯サイトの会員登録時に確認メールを確実に送信できるASP型のサービス「MULLER（ミューラー）」を発表した。 携帯電話のメールサービスでは、迷惑メール対策ということもあり、キャリア各社がドメイン指定受信などの機能制限を導入している。ユーザー自身がこうした設定を行なっていたとしても、設定したこと自体を忘れていることも多く、メールマガジンなどの配信を行なっている企業にとっては悩みの種となっていた。 MULLERでは、送信するメールをまず通常のインターネットメールの形でサーバーから送信し、送信エラーとなったアドレス宛には、携帯電話経由で再度メールを送信する仕組みとなっている。NTTドコモ、au、ボーダフォンの3キャリアに対応しており、半角カナや絵文字も使用できる。 利用料は、初期費用として60万円が必要なほか、通常のインターネットメールが1件につき10円、携帯メールが1件につき80円が必要となる。このほか、携帯メールの送信の際に利用する携帯電話の利用料やパケット通信料は利用者側が負担する必要がある。 なお、こうしたシステムは迷惑メール送信への悪用も懸念されるが、同社では「不特定多数への広告メールの配信などが行なえないように、ASP型のサービスにし、利用規約で用途に制限をかけることで、迷惑メールは配信できないようにする」としている。 ■ ＵＲＬ ウインズコミュニケーションズ http://www.winscom.co.jp/ （湯野 康隆） 2003/12/11 14:59 | ||||||
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