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ツーカーグループは、世界で初めて骨伝導を用いて通話を可能にした携帯電話「TS41」を12月下旬以降に順次発売する。
TS41は、骨伝導による通話が可能な三洋電機製の折りたたみ型EZweb端末。背面のサブディスプレイ上部に「Sonic Speaker」と呼ばれる振動装置を装備しており、端末を閉じて通話すると、この機能がオンになる。ツーカーセルラー東京では、難聴のお年寄りや聴覚障害者向けということもあるが、雑踏の中でも相手の声が聴き取りやすく、一般のユーザーにとっても便利な機能と説明している。
このほか、よく使う機能だけを大きな文字で表示する「シンプルメニュー」、よく電話やメールをする相手の電話帳を呼び出しやすくする「マイメンバー」、端末を閉じたまま着信や発信の操作が行なえる「背面ワンタッチボタン」など、使いやすさを追求した各種機能も用意されている。
メインディスプレイは2.1インチ、176×132ドット、65,536色TFT液晶、サブディスプレイは1.0インチ、64×64ドット、65,536色TFT液晶。データフォルダの容量は500KBで、着信メロディは40和音に対応する。
大きさは47×88×27mm、重さは98g。連続通話時間は、通常のスピーカー利用時で約140分、Sonic Speaker利用時で約130分。ボディカラーはシルバー、ピンク、レッドの3色が用意される。
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サブディスプレイ上部にある「Sonic Speaker」が振動し、骨伝導で音声を伝える仕組み
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■ URL
ツーカーグループ
http://www.tu-ka.co.jp/
(湯野 康隆)
2003/12/09 14:45
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