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「iモードサイト大賞2003」は、2003年度において、面白く、使いやすく、技術やアイデアを駆使し、話題になるトピックを提供したiモードサイトを表彰するというもの。「iモードスタイル」誌上での一般投票と、同誌編集長、松永真理氏、いとうせいこう氏、すほうれいこさんの審査員4名による審査などを経て各賞が決定された。 「公式サイト総合大賞」の1位はジョルダンの「AD乗換案内」で、2位はドワンゴ、コンポジットの「いろメロミックス」、3位はぐるなびの「ぐるなび」となった。「新人賞」にはエムティーアイの「旺文社辞典 15冊」が、「話題賞」にはネットプライスの「ちびギャザ」が、「505i賞」にはパディコーポレーションの「動く！道路情報」がそれぞれ選ばれた。審査員特別賞では、「松永真理審査委員賞」にアイ・コンビニエンスの「iLAWSON」が、「いとうせいこう審査委員賞」にツタヤオンラインの「TSUTAYA online」が、「すほうれいこ審査委員賞」にウェザーニューズの「ウェザーニュース」がそれぞれ選ばれた。また、「一般サイト賞」にはヤフーの「Yahoo!モバイル」が選ばれた。 授賞式では、冒頭でソフトバンクパブリッシング代表取締役社長、岡崎眞氏より挨拶が行なわれ、続いてゲストのNTTドコモiモード事業本部iモードビジネス部コンテンツ担当部長の山口義輝氏、ビデオレターでiモード企画部長の夏野剛氏、各審査員より挨拶が行なわれた。審査委員長の松永真理氏は挨拶で、海外のiモードサイトの発展に触れ「日本のサイトの凄さが海外のサイト制作者のモチベーションになっている。これからも頑張ってほしい」とコメントし、受賞者を讃えるとともに今後の発展への期待を述べた。
また、会場でNTTドコモの山口氏は、「今年は505で始まり、505で終わる年になった。来年はFOMAの年にしたい」と述べ、次に発売されるFOMA端末、FOMAサービスへの期待と自信を語った。今後のFOMAに提供されるコンテンツについては、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーなどの家庭用の大作タイトルが移植されることに関して、「当初はほかのゲーム会社さんが嫉妬するのではないかと思ったが実際は違い、盛り上がった。いろいろなゲーム会社さんから問い合わせを頂いており、いいものを出していこうという盛り上がりをみせている」と述べ、大作タイトルの移植が各ゲーム会社の刺激になっている様子を述べた。コンテンツのターゲット層については、「iモードの立ち上げ時と同じような20～30代のイノベーター層にまずアピールしていきたい」とし、その後、各年齢層に向けて拡大していきたいとした。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.softbankpub.co.jp/company/press/press.asp?rcode=%7BA78B2C9B%2D7246%2D4B7C%2DA1D3%2D640A453824FC%7D （太田 亮三） 2003/12/05 16:23 | |||||||||||||
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