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W11H
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KDDIは、11月28日にスタートした新サービス「CDMA 1X WIN」向けの日立製端末「W11H」において、メールなどのデータを端末内に保存したファイル数が一定以上になると一部のEZアプリが起動できなくなるなどの不具合があることを明らかにした。同社では、12月8日を目処にauショップでのソフト書換えによる対応を予定している。
「W11H」は、auが開始したばかりの新サービス「CDMA 1X WIN」に対応した日立製端末。今回明らかにされた不具合は、メールや撮影した画像といったデータを端末内に保存し、そのファイル数が約6,000件を超えると一部のEZアプリが起動できなくなるというもの。また、パソコン用の一部メールソフトにおいて、ユーザー外字(ユーザーが独自に作成した文字)を含んだメールを「W11H」で受信した場合、メールのタイトルは受信できるが、本文は受信できない事象が発生する。
同社によると「EZアプリが起動できないという点については、発売から間もないこともあり、(ファイル数が約6,000件に達しておらず)ユーザーからの苦情・問い合わせはない。パソコンからのメールに関しては、10数件問い合わせが来ている」という。
不具合の判明により、同社では「W11H」を12月1日時点で販売を中止。すでに購入したユーザー数は全国で7,200人となっており、各ユーザーには電話およびダイレクトメールで周知をはかる。その後、ソフトウェア改善の準備を整え、auショップで12月8日頃より改修を受け付ける。
なお、同じくCDMA 1X WIN対応端末である京セラ製「W11K」は、12月中旬発売と発表されているが、こちらのスケジュールに変更の予定はないとのこと。
■ URL
auからのお知らせ
http://www.au.kddi.com/news/au_top/information/au_info_20031202114118.html
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(関口 聖)
2003/12/02 13:04
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