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英シンビアンは、携帯端末向けプラットフォーム「Symbian platform v6.0」を発表した。このプラットフォームに基づく製品は、2001年前半に登場する見込み。 Symbian platformは携帯電話向けのプラットフォーム規格で、携帯電話機能、WAPおよびHTMLブラウザ、メール機能などが搭載されている。シンビアンはこのプラットフォームのライセンスを、エリクソン、松下、モトローラ、ノキア、フィリップス、サイオン、三洋、ソニーなどに提供している。 Symbian platform v6.0は、以前のバージョンに比べてBluetoothとWAPが新たにサポートされたほか、日本語などの２バイト文字を扱うことが可能になった。WAPブラウザはノキアからライセンス供給を受けたもので、WML 1.2とWML Script、プッシュ配信機能をサポート。また、PersonalJava 3.0とJavaPhone 1.0の実行環境も実装する。 シンビアンではSymbian platform v6.0に基づいた２種類の形態のリファレンス機をリリースする。 「Crystal」というコードネームのリファレンス機は、キーボードと640×200ドットのカラー液晶を搭載する。Symbian Developers Expoで公開される予定。 「Quartz」というコードネームのリファレンス機は、ペン入力を採用するタブレット型で、240×320ドットのカラー液晶を搭載する。こちらは今年前半に公開済み。 また、同社はワイヤレス情報機器にSDカードを採用することもあわせて発表。同社はSDカード標準化団体であるSDA（Secure Digital Association）に参加する。 ■ ＵＲＬ Symbia platform v6.0に関するニュースリリース（英文） http://www.symbian.com/News/2000/pr001106c.html WAPブラウザのライセンスに関するニュースリリース（英文） http://www.symbian.com/News/2000/pr001106b.html SDカード採用に関するニュースリリース（英文） http://www.symbian.com/News/2000/pr001106.html （白根 雅彦） 2000/11/08 14:34 | ||||||
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