東京電話アステル(TTNet)は、10月より開始しているプリペイドサービス「プチペイド」に対応した新端末2機種を11月中旬より順次発売する。トミーの位置情報サービス対応端末「プリピッチ」が11月16日に、セガトイズのトランシーバー機能対応端末「P-tomo」が11月23日に、それぞれ首都圏の玩具店・玩具コーナーで販売される。価格はいずれも2100円相当の「プチペイド」カード付きで4980円。
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「プリピッチ」「P-tomo」本体に付属する2100円相当の「プチペイド」カード |
トミー製の「プリピッチ」は、東京電話アステルが12月12日から始める位置情報サービス「どこカナ? サービス」に対応する始めての端末。
「どこカナ? サービス」は、初期登録手数料(1500円)と検索時の通話料のみで利用できる。携帯・PHS、公衆・一般電話から「位置情報読み上げサーバ」へ電話をかけると、ユーザーがいる場所の住所(丁目番地、ビル名)が音声で読み上げられる仕組み。利用申込は、「プリピッチ」の発売と同時に郵送で受付が開始され、12月12日までに到着した分に関しては、登録手数料が無料となる。なお、同社では今後発売するプリペイドサービス用のほかの新機種でも、同サービスへの対応を検討しているが、当面の対応端末は「プリピッチ」のみとなる予定。
ボディカラーはパウダーホワイトの1色のみで、大きさは約115×40×15mm、重さは約69g。8文字×4行(全角)の文字表示が可能。また、同端末専用のオプションサービスとして、着信メロディー、ゲーム、占い、音楽情報などのコンテンツが利用できる。
セガトイズ製の「P-tomo」は、トランシーバー機能に対応した端末。100~150m程度の距離でアステルのPHS網を使わずにトランシーバーモードで通話したり、MOZIOダイレクトメールを送受信したりできる。メール送信時には、端末内に内蔵されているキャラクター画像の添付も可能。また、電波の届きにくい場所で通話が一時的に途切れても再度基地局をサーチし直して通話を継続させる「エクストラサーチ」機能や、ワンプッシュで電波状態のよい基地局をサーチできる「ベストコネクト」機能なども搭載されている。
ボディカラーはアクエリアスブルーとジェミニピンクの2色が用意され、大きさは約122×40×18mm、重さは約72g。全角で8文字×3行と12文字×5行の切り替えで文字表示が可能。
なお、「プチペイド」カードは、1000円(1000円分の通話)、2000円(2100円分の通話)、3000円(3300円分の通話)のものが発売されている。
■URL
・TTNet ニュースリリース(プリピッチ)
http://www.ttnet.co.jp/news/news_h12/h121107_2.html
・TTNet ニュースリリース(P-tomo)
http://www.ttnet.co.jp/news/news_h12/h121107_1.html
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(松下 麻利)
2000/11/08 18:00
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