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沖電気工業は、携帯電話や非接触ICカードを利用した「デジタル入場改札システム」を開発した。ぴあ、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、ぴあデジタルライフラインの3社が手掛ける電子チケットサービスに対応したものとなる。
今回開発された「デジタル入場改札システム」は、携帯電話や非接触ICカードからデータを送信するだけで、コンサートや映画などでの入場チケットとして利用できるようにするもの。入場チェックを行なう端末にはタッチパネル機能付きモニタやチケットを印刷できるプリンタのほか、赤外線ポートおよび非接触ICカードリーダーライターなどが備えられている。沖電気によれば、人が行なっていた入場チェックの代替になることで、よりスムーズに入場できるようになるほか、導入する企業にとっても顧客管理が手軽に実現できるため、効果的なプロモーションなどが可能になるという。
価格は、端末が1台50万円~。出荷開始時期は11月初旬となっているが、ぴあ、NTT Com、ぴあデジタルライフラインの3社が10月22日より提供している電子チケットサービス向け端末として都内の映画館などに約50台設置されている。
■ URL
プレスリリース
http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2003/11/z03070.html
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(関口 聖)
2003/11/10 12:48
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