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ノキアは、次世代のインターネットプロトコルであるIPv6に対応したCDMA方式の試験端末を開発したと発表した。これにより新たなP2Pアプリケーションやプッシュ配信サービスなどが実現できるという。 現在普及しているIPv4（Internet Protocol version 4）では、インターネットに接続できる端末数が増えるとIPアドレスが枯渇してしまうことが懸念されている。ここ数年で急激にインターネットが普及したことにより、接続端末数をIPv4よりはるかに多くできる次世代プロトコルのIPv6が実用化に向けて注目されている。 今回開発された試験端末は、IPv4だけではなくIPv6にも対応したCDMA方式の端末。詳細なスペックは明らかにされていないが、同社では、1つの端末を個別に認証できるようになるため、安全性の向上が見込めるほか、ピアツーピア方式による新たなアプリケーションやプッシュ配信をベースにしたサービスなどが実現できるようになるとしている。 ■ ＵＲＬ プレスリリース（英文） http://press.nokia.com/PR/200311/923684_5.html （関口 聖） 2003/11/06 15:40 | ||||||
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