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KDDIは、CDMA2000 1xEV-DO方式や無線LANなどの複数の方式による通信に対応した車載用モバイルルータを用いて、1xEV-DO方式と無線LANのネットワーク間におけるシームレスな通信実験に成功したと発表した。 同社では、今後自動車内でさまざまな通信対応機器が搭載されるとの予測に基づき、車載用モバイルルータの開発を進めている。このモバイルルータは、車載用オーディオ機器と同じ50×178mm（縦×横）という小型1DINサイズで、CDMA2000 1xEV-DO方式のほかにも無線LAN、PHSなどの通信方式に対応。通信エリアや通信速度、料金などの条件から利用時に適した自動的に通信方式を選択できる。 今回の実験では、1xEV-DO方式と無線LAN（IEEE 802.11a）のネットワーク間におけるシームレスな通信に成功。個別の機器にIPアドレスを付与する必要があるサービスに対しても、モバイルIP技術によって、IPアドレスが変わっていないように見せかけることができる。 同社では、車載のオーディオ機器など以外にも、車外から持ち込まれたノートパソコンやPDAもスムーズに接続できるようになるとのことで、場所を問わずに最適なシームレス通信が可能としている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/1031c/ （関口 聖） 2003/10/31 19:35 | ||||||
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