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ボーダフォン、海外渡航者向け携帯レンタルサービス

 ボーダフォンは、携帯電話レンタルサービス「ボーダフォン グローバルレンタル」に、日本から海外に出かけるユーザー向けの携帯電話レンタルサービスを12月1日より追加する。予約申込は電話、FAX、メール、Webサイトから行なう。

 「ボーダフォン グローバルレンタル」は、これまで外国からの訪日者に対して、日本国内で利用可能な携帯電話端末を貸し出すサービスとして提供されてきたが、今回のサービス拡充により、日本から海外に出かけるユーザー向けにも携帯電話端末のレンタルサービスが提供されることになった。ボーダフォンユーザーでなくても同サービスが利用できる。

 同サービスでは音声通話およびSMS(アルファベット、英数字のみ)が利用可能で、携帯電話端末は、韓国以外への渡航者向けにはMotorola V66、韓国への渡航者にはSK IM-5200が貸し出される。基本的に携帯電話端末にボーダフォンのUSIMカードをセットしてレンタルされるが、携帯電話端末のみのレンタルも可能。Motorola V66の場合、レンタル料金が1日400円、日本向け通話が1分220円、滞在国内向け通話が1分150円、第三国向け通話が1分395円、着信料が1分140円、SMSが1通150円。SK IM-5200の場合、レンタル料金が1日500円、日本向け通話が1分215円、滞在国内向け通話が1分50円、第三国向け通話が1分395円、着信料が1分140円。携帯電話端末のみのレンタルの場合、Motorola V66が1日400円、SK IM-5200が1日800円。いずれもオプションの保険を1日200円で追加できる。

 レンタル携帯電話が使用できる地域は、アメリカ、カナダ、ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、韓国、台湾、中国、香港、イギリス、イタリア、スペイン、フランス、ロシア、エジプト、南アフリカなどボーダフォンがローミング協定を締結している81の国と地域で、SMSにも77の国と地域が対応する。

 同サービスを利用する際の、受け渡しおよび返却を行なうサービス拠点は、成田空港第1ターミナル中央ビル5階、同第2ターミナルビル3階、関西国際空港旅客ターミナル4階、ボーダフォン名古屋、福岡のボーダフォン親富考通りの5カ所。

 なお、同サービスのレンタル業務は、ボーダフォンと提携する「GSM Rentafone Pty Ltd.(GSMレンタフォン)日本支店」により運営される。また、同サービスの開始に伴い「Travelfone」サービスは11月30日をもって受付終了となる。



URL
  ニュースリリース(PDFファイル)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2003/031028.pdf


(太田 亮三)
2003/10/28 18:32

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