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富士通、無線LAN機能を搭載した「Pocket LOOX」の新モデル

 富士通は、OSにWindows Mobile 2003 software Pocket PCを採用し、無線LAN機能を搭載した「Pocket LOOX ワイヤレスモデル(FLX3AW)」を11月下旬より発売する。なお、無線LAN機能をサポートしていない「スタンダードモデル(FLX3A)」も提供される。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は「ワイヤレスモデル」が65,000円前後、「スタンダードモデル」が55,000円前後となる見通し。

 今回発表された「Pocket LOOX」は、Windows Mobile 2003 software Pocket PC搭載の新型PDA。CPUは、Intel PXA255 400MHzで、内蔵メモリはRAMが128MB、ROMが64MB(スタンダードモデルはRAMが64MB)。64MBのROMのうち、28MBは「FlashDisk」と呼ばれ、データの書換が可能になっている。ディスプレイは、3.5インチ、240×320ドットで65,536色表示が可能な半透過型カラーTFT液晶となっており、SDカードスロットおよびCFカード(Type2)スロットをそれぞれ1つずつ装備している。どちらのモデルもBluetoothをサポートしており、「ワイヤレスモデル」には無線LAN(IEEE 802.11b)機能が用意されている。

 シームレスな通信環境を実現するために、同社開発のソフトウェア「LX Plugfree NETWORK」が搭載されており、ユーザーの環境に応じて無線LANやPHSによる通信を自動的に切り替えるようになっている。また文字入力の支援として、手書き入力で高い認識率を実現するという「Japanist for Pocket PC」も用意されている。

 大きさは78×135×17.6mm(幅×高×奥行)で、重さは約199g。着脱式のリチウムイオンバッテリーを採用しており、最大20時間駆動する。

 どちらも店頭で販売されるが、同社では法人中心に販売活動を展開するとのこと。



URL
  ニュースリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/10/21.html
  製品情報
  http://www.fmworld.net/product/frame/ploox0310/


(関口 聖)
2003/10/21 13:36

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