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NTTドコモと米ネットワークアソシエイツは、携帯電話上でコンピュータウイルスの対策が可能になる「小型アンチ・ウイルスエンジン」を開発した。両社では2004年中にも同エンジンを携帯電話上に搭載する考え。
今回開発された「小型アンチ・ウイルスエンジン」は、携帯電話を標的にしたコンピュータウイルスが発生した際に、感染のチェックや駆除などが行なえるというもの。ドコモでは、今後の携帯電話の発達に伴い、OSなどで標準化が進むと予想しており、ネットワーク側だけで対処するのではなく、端末上でも対策が必要と判断。パソコン向けソフトウェアで実績のあるネットワークアソシエイツと共同開発を進めてきた。
開発されたものは、アンチ・ウイルスエンジンのほかに、新型ウイルスへの対策としてネットワーク経由でウイルス情報を配信するために必要な技術とのこと。ドコモでは、2004年内を目処に、アンチウイルス機能を実装した携帯電話を提供していくほか、国際標準機関などへ働きかけていく。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew1017.html
(関口 聖)
2003/10/17 16:20
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