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近畿総合通信局は、大阪市中央区の「なんばウォーク地下街」にて、地下街でのルート検索や周辺情報を携帯情報端末に提供する「地下街ナビゲーションシステム」の実証実験を行なうと発表した。実験期間は11月4日から12月28日まで。同時に一般からのモニターも募集する。 今回の実験は、近畿総合通信局が7月から開催している「地下街ナビゲーションシステムに関する調査研究会」が、地下街において、無線LANを利用してルート検索や周辺情報を携帯情報端末に提供する「地下街ナビゲーションシステム」の実用性を実証するもの。実験では、アクセスポイントとしてIEEE802.11b対応の無線LANアクセスポイント18基を「なんばウォーク地下街」に設置し、測位システムは、アクセスポイントによるセル方式を採用する。 利用者は、無線LANに対応するPDAやノートパソコンを使用して、地下街のルート検索や目的地の画像、公共施設の検索や地下街にある店舗のホームページへのリンクといったコンテンツを利用できるほか、同システムからインターネットへ接続することが可能。 また、同実験では一般からのモニターを募集している。募集人数は100名程を予定し、希望者は同局のホームページからモニター登録を行なって実験に参加する。モニターに必要な環境は、IEEE802.11b準拠の無線LAN機能を搭載した、Pocket PC 2002以上搭載のPDAかWindows 2000/XPを搭載したノートパソコン。これらの端末を持っていないモニター参加希望者には、同局より数時間程度の貸出機器が用意される。なお、同実験はPalm、ザウルスには対応していない。 ■ ＵＲＬ 地下街ナビゲーションシステム モニター募集ページ http://www.ktab.go.jp/tikagai/ 近畿総合通信局 定例記者会見資料 http://www.ktab.go.jp/new/15/1016.htm （太田 亮三） 2003/10/16 21:11 | ||||||
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