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NTTドコモは、カメラ付きiモード端末の新モデル「ムーバN252i」「ムーバP252i」を開発したと発表した。いずれの端末とも発売時期は未定となっているが、価格は30,000円前後となる見込み。 252iシリーズの主な特長は、下り最大28.8kbpsの高速iモード対応、ほぼリアルタイムにテキストメッセージを交換できる「チャットメール機能」搭載、着信メロディの容量制限緩和（10KBから20KBに）の3つ。またドコモでは、今回の端末について「今までにないカラーを採用した」としており、デザインやカラーなどでもユーザーに訴求していきたい考え。 ■ キッズモードや「くまのプーさん」を搭載したN252i
メインディスプレイは1.9インチ、132×176ドット、65,536色のTFT液晶で、サブディスプレイは0.8インチ、66×88ドット、4,096色のSTN液晶となっている。N251iと同様に待受画面やフォトフレームなど、随所に「くまのプーさん」が登場する。 時間割表やおこづかい帳を利用できる「キッズモード」も用意され、若年層も意識した仕様になっている。キッズモードでは頻繁にかける電話番号を登録しておくと、携帯電話を開いた際に登録されている番号にワンボタンで電話できる機能「優先コール」も用意。一般的なスケジュール帳などの機能も別途用意されている。このほか、テレビやビデオを操作できる赤外線リモコン機能や、メニューなどを大きな文字で表示する機能などを搭載し、サラウンド機能はないものの64和音の着信メロディもサポートする。 連続待受時間は約500時間で、連続通話時間は約140分。大きさは93×48×22mm、重さは97gとなる。ボディカラーはシルバームース、スウィートピーチ、ハニーレモンの3色を用意。なお、ハニーレモンはこれまでのドコモ端末にはない印象的なカラーを採用し、ハニーレモンのみ数字キー部分にグラデーションがかかっている。カラーのネーミングは「くまのプーさん」からイメージしたものだという。
■ ワンプッシュオープンボタン搭載のP252i
メインディスプレイは2.2インチ、132×176ドット、65,536色のTFT液晶で、サブディスプレイは1.1インチ、96×64ドット、65,536色のTFT液晶となっている。端末パッケージには8MBタイプのminiSDカードが同梱され、最大64MBのminiSDカードまでサポートする。 背面部には31万画素のCMOSカメラを装備し、25Xiシリーズで初めて着信すると点滅してその旨を知らせてくれるワンプッシュオープンボタンを搭載。また、miniSDカードに音声を録音できる「ボイスレコーダー」機能も用意され、通話用のマイクを利用してminiSDカードに音声録音が可能となっている。録音モードは、録音範囲が0.5mに設定された口述モードと、1.5mに設定された会議室モードが選択できる。同梱の8MBタイプのminiSDカードで、標準モードで約24分、長時間モードで約48分録音程度の録音が可能。G.726準拠の音声コーデックが採用されている。 このほか、画像やテキスト、スタンプを自由にレイアウトして待受画面に設定できる機能「ケータイ photo 手帳」も利用可能。レイアウトした画像のメール送信には対応しないものの、miniSDカードに保存できる。 連続待受時間は約480時間で、連続通話時間は約145分。大きさは102×51×26mm、重さは114gとなる。ボディカラーはシャイニングライム、アマランスブルー、カームネイビーの3色が用意される。 パナソニック モバイルコミュニケーションズによれば、P252iを20代前半の男女、特に女性をターゲットに訴求して行きたいという。50Xiシリーズで追求している「薄さ」というアプローチ以外から、ユーザーの声に応えていきたいとのこと。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew1014.html （湯野 康隆, 津田 啓夢） 2003/10/14 16:10 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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