| ||||||
|
英国の携帯電話会社Vodafoneが、４月末に米AT&Tから日本テレコム（JT）の株式を取得し、同社の筆頭株主になると発表した。 現在、AT&TではJT株10％を保有しているが、携帯電話事業部門のAT&T WirelessがNTTドコモより出資を受けることもあり、JTの事業より手を引くことにした。これに伴いJT株の売却先としてVodafoneが名乗りをあげ、４月末にこれを13億5000万ドルで買い取ることで合意した。 これにより、Vodafoneは、JR西日本とJR東海から取得したJT株15％（それぞれ8.6％と6.4％）とあわせ、25％のJT株を保有することになり、日本テレコムの筆頭株主となる。 日本テレコムでは、15.1％のJT株を保有するJR東日本や、20％のJT株を保有するBritish Telecomの両社から引き続き経営面での支援を受けられるとのコメントを得ており、今回の取引による経営方針の大きな変更はないとしている。また、日本テレコム傘下のJ-フォンでも、特に経営方針の変更はないとしている。 ■ ＵＲＬ Vodafoneのニュースリリース（英文） http://www.vodafone.com/cgi-bin/VFAT/vfat/media/press/pressReleaseBody.jsp?OID=9703 日本テレコムのニュースリリース http://www.japan-telecom.co.jp/PRdept/news/nr010227.html （湯野 康隆） 2001/02/27 20:28 | ||||||
|
|